こちらは寄金細工の煙管でございます。
複数の技術を効果的に配置し、
繋ぎ合わせた作品。
部分部分にその技術のこだわりが感じられます。
別の金属を繋げるという発想の点では、
木目金の技術と似ている箇所があるといってよいでしょう。
色合いや模様の組み合わせが見ていても楽しげで、
また優美でもあります。
江戸時代後期 金、銀、赤銅
L 270.0mm 67.0g
Kiseru with design of mosaic pattern.
Mid-to-late Edo period
Gold,Silver,shakudo,shibuichi,pure copper