GURIBORO TONKOTSU&NETSUKE : とんこつと根付
MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 無銘
MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 銘 作州之住 正光作
MOKUMEGANE KOZUKA : 木目金小柄
GURIBORI TSUBA : グリ彫り鐔 無銘
MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 無銘
MOKUMEGANE WARIKOUGAI : 割笄
MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 銘 武州川越住 如風堂誠随作
MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 銘 武州川越住 恒忠
MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 無銘
GURIBORI TSUBA : グリ彫り鐔 無銘
GURIBORI KASHIRA: グリ彫り 頭
こちらはグリ彫りの作品です。
とんこつとは、煙草入れのことです。
昔の猟師などの、野外で仕事に従事する人たちが、
煙草が湿らないようにと硬い丈夫なもので保護して持ち歩いたものが
が形を変えていったそうです。それが一般の人々に広まり、
装飾的な意味合いを持つに至り、とんこつができたとのことです。
グリ彫りの深みのある凹凸の中に、柔らかな曲線の
優美な動きが並び、力強く、また優しい印象のとんこつです。
江戸時代後期 漆
とんこつ : H87.5×W76.5mm 62.0g
根付 : H25.1×φ43.0mm 13.4g
Tobacco box and Netsuke.
Guri type carved lacquer with spiral motifs
Late Edo period
Lacquer
こちらは、「木目金」の鐔でございます。
まるで紅葉を表しているかのような、
美しい朱系の色に繊細な木目の模様と
形も柔らかい印象で、奥ゆかしさが感じられる鐔です。
景色が見えるところが木目金の楽しみのひとつですが、
さらに踏み込んで、どんな思いでこの模様が生み出されたか、
というところを想像するのも、鐔の魅力のひとつといえるでしょう。
江戸時代後期 赤銅、素銅
H77.6×W71.3×T4.7mm 173.0g
Tsuba with designed of woodgrain pattern
Signed: “Made by Masamitsu, a resident of Kawagoe, Mimasaka province”
Late Edo period
Shakudo, Copper
こちらはグリ彫りの鐔でございます。
菊花型のグリ彫り鐔です。
菊は日本でもなじみのある花で、
花言葉は「高貴」です。
その形を模した中に、グリ彫りの彫が、
菊花の広がりの様に描かれている様にも見えます。
手のひらに収まるほどの、鐔の中に収められた
意味と、それを表現するグリ彫り、木目金の技術。
ひとつひとつを紐解くと、当時の人々の
宝物が見えてくるようです。
江戸時代中後期 赤銅、銅
H67.2×W63.5×T4.4mm 89.2g
Tsuba with designed of guri scrolls
Unsigned
Mid-to-late Edo period
Shakudo, Copper