こちらはグリ彫り合口拵えでございます。
どこか新しさを感じさせる、
江戸時代の合口の拵えです。
その時代に流行したと言われる、
異国情緒も感じさせるデザインは、
日本の伝統技術との折衷して
独特の雰囲気を作っています。
グリ彫りは赤銅と銅の積層の表面に銀貼りが施してあり、
柄と鞘の境界に存在感を示しています。
江戸時代中後期
縁、頭、栗形:銀、赤銅、銅
L:450㎜
Koshirae,Fuchi-kashira and kurigata with design of guri scrolls .
Mid-to-late Edo period
Silver , Shakudo , Copper