GURI KOUGOU : (屈輪)香合
MOKUMEGANE KISERU : 木目金 煙管
GURIBORI FUCHI: グリ彫り 縁
GURI KOUGOU : (屈輪)香合
GURIBORI TSUBA : グリ彫り鐔 無銘
GURIBORI FUCHI: グリ彫り 縁
GURIBORI FUCHI: グリ彫り縁
GURIBORO INRO : 印籠と根付
MOKUMEGANE OJIME : 木目金 緒締
TEA SPOON: 屈輪茶味
GURIBORI TSUBA : グリ彫り目貫
INRO : 印籠
TSUBO: 壺 進藤玉明
こちらは木目金の煙管でございます。
雁首と吸い口の部分に木目金が使われています。
金属の経年による色や古びた印象の中に、
馴染んでいる印象の木目金。
すらっとした羅宇の部分との境界を
きっちり留めつつ、奥深い木目の模様で包んでいます。
今から100年以上も前の作品ながら、
文字通り色あせていない、美しい木目金。
長く永く在るものは、長く永く人々に伝える何かがあります。
江戸時代後期 金、銀、銅、色金
L 200.0mm 28.4g
Kiseru with design of woodgrain pattern.
Late Edo period
Gold,Silver,Copper,Irogane
こちらはグリ彫りの印籠と根付でございます。
印籠、根付共に、一般的なデザインのものです。
量産されていたようですが、彫りや
佇まいは相応の年月を感じる落ち着きがあります。
ひょうたん形の根付も、ひょうたんは珍しいとはいえ、
その中でも一般的なデザイン。
根付の銀の蓋は開閉可能で、
もしかしたらここにも薬を入れていたのかもしれません。
江戸時代後期 漆
印籠 : H82.1×W46.2mm 48.5g
根付: H61.5×φ18.4mm 11.5g
Inro and Netsuke.
Guri type carved lacquer with spiral motifs.
Late Edo period .
Lacquer
こちらはグリ彫りの目貫でございます。
珍しいグリ彫りの目貫。
その中でも貴重な銀張りのものです。
瓦のような印象のデザインですが、
しっかりとグリ彫りの彫り、積層がうかがえます。
小さいですが、堂々とした雰囲気を醸し出しています。
これのほかにも、縁、頭、小柄や鐺も存在し、
非常に洗礼された印象を醸し出している作品です。
江戸時代中後期 銀、赤銅、素銅
目貫(左)H14.9×W18.9×T2.5mm 2.4g
目貫(右)H14.9×W19.3×T2.8mm 2.3g
Menuki with designed of guri scrolls
Unsigned
Mid-to-late Edo period
Silver,Shakudo, Copper