こちらはグリ文様の煙管でございます。
こちはら木目金やグリ彫りではありませんが、
グリの文様が使われています。
刀装具の技術が実用品の
デザインに使われていたという好例です。
時代の移り変わりの中で、木目金、
グリ彫りの技術も少しずつひろまり、
熟成されていった一つの証明かもしれません。
江戸時代後期 金、銀、赤銅
L 200.0mm 35.5g
Kiseru with design of guri scrolls.
Late Edo period
Gold,Silver,shakudo