こちらは木目金を切り嵌めした割笄でございます。
笄は髪を整える為のものです。
切り嵌め象嵌は違う金属を
ピッタリに切り出し、はめてつなげる方法です。
木目金は時間も手間もかかる方法で、
技術も必要ですが、更に切り嵌め象嵌をするとなると、
高度な技術を編み込んで作られた作品といってよいでしょう。
江戸時代中期 銀、赤銅、素銅
L173.0mm 14.7g
Kogai with design of woodgrain pattern on checkwork
Late Edo period
Sliver, Shakudo, Pure Copper