こちらは木目金の縁でございます。
一般的な木目金の縁といってもよい作品です。
赤銅と銅の模様が本物の木目のように
広がっています。
一般的といっても美しさに遜色なく、
刀を握る場所と、鐔の間にある
縁も、その存在感をやんわりと
見せてくれるでしょう。
木の歴史ともいえる木目。
その美しさを映し出す木目金。
古の技法が、歴史を映し出してくれます。
江戸時代中後期 赤銅、銅
H34.7×W20.0×T8.9mm 16.4g
Fuchi with designed of woodgrain pattern.Unsigned.
Mid-to-late Edo period
Shakudo, Copper