こちらは寄金細工の煙管でございます。
複数の模様がいくつも集って出来る寄金細工。
部分的な模様の違いは、屋根の瓦の違いだったり、
群生している植物の種類が違う、その境界線
のような、別のものが折り重なる美しさが見られます。
木目金も別々の金属の融合から生まれる美しさがあり、
そのつながりの有りかたは違いますが、
どこか共通した美意識があります。
江戸時代後期 金、銀、赤銅
L 230.0mm 53.0g
Kiseru with design of mosaic pattern.
Mid-to-late Edo period
Gold,Silver,shakudo,shibuichi,pure copper