グリ彫り鐔、縁頭、小柄、目貫、鐺、瓦金 無銘
江戸時代中後期 銀、赤銅、銅
【 寸法(mm)】- 鐔:H 71.0 x W 63.7 x T 4.3 / 95.5g
- 目貫(左):H 14.9 x W 18.9 x T 2.5 / 2.4g
- 目貫(右):H 14.9 x W 19.3 x T 2.8 / 2.3g
- 鐺:H 34.0 x W 18.2 x T 9.9 / 12.7g
- 瓦金:H 37.8 x W 21.7 x T6.9 / 7.7g
- 小柄:L 95.8 x W 14.3 x T4.5 / 30.9g
- 縁:H 37.2 x W 20.7 x T11.3 / 18.8g
- 頭:H 32.5 x W 17.8 x T8.9 / 10.1g
- 【 年代 】
- 江戸時代中後期
- グリ彫りの中でも珍しい銀張りの揃いです。グリ彫りの目貫は非常に珍しく、特筆すべき貴重な資料です。
鐔の櫃孔には金埋めが施され、大変洗練された印象を醸し出しています。
- 柄(つか):刀剣を持つための部分
- 縁(ふち):柄の縁にある金具
- 頭(かしら):柄の先端の位置にある金具
- 目貫(めぬき):目釘の頭部の装飾化された部分。すべり止めの役目も果たす
- 鐔(つば):刀身と柄の間に装着されている部分で、柄を握る拳を防護するもの
- 栗形(くりかた):鞘口近くにつけ、下緒を通す金具
- 鐺(こじり):鞘の先端にはめる飾り金具
- 笄(こうがい):刀の鞘にさしておく、髪をかき上げるのに使った箸に似た道具
- 小柄(こづか):刀の鞘にさしておく小刀の柄、また、その小刀
- 瓦金(かわらがね):小柄の刀を収める部分についている金具
- 鯉口(こいぐち):鞘の入口の部分
- 下緒(さげお):刀を帯に巻くためのひも