木目金鐔 銘 武州川越住 恒忠作
江戸時代後期 赤銅、銅
【 寸法(mm)】- H 69.3 x W 62.0 x T 6.0 / 139.2g
- 【 年代 】
- 江戸時代後期
- 大胆で雄雄しい、男性的な作品。銘から読み取ると、幕末に木目金で鐔を作っていた川越の鐔工がいたようです。同じ金属の組み合わせでも文様の表情によってその印象や雰囲気はずいぶんと変化します。
- 柄(つか):刀剣を持つための部分
- 縁(ふち):柄の縁にある金具
- 頭(かしら):柄の先端の位置にある金具
- 目貫(めぬき):目釘の頭部の装飾化された部分。すべり止めの役目も果たす
- 鐔(つば):刀身と柄の間に装着されている部分で、柄を握る拳を防護するもの
- 栗形(くりかた):鞘口近くにつけ、下緒を通す金具
- 鐺(こじり):鞘の先端にはめる飾り金具
- 笄(こうがい):刀の鞘にさしておく、髪をかき上げるのに使った箸に似た道具
- 小柄(こづか):刀の鞘にさしておく小刀の柄、また、その小刀
- 瓦金(かわらがね):小柄の刀を収める部分についている金具
- 鯉口(こいぐち):鞘の入口の部分
- 下緒(さげお):刀を帯に巻くためのひも